自己紹介

5日間の東京就活ツアーを2日目でリタイアした話

こんにちは、みっきー(@mic32ki)です。

僕は大学在学中に仕事が決めることがまらず、卒業後にWEBプログラミングの職業訓練を受講し、WEB系企業のエンジニア職の仕事を探していました。

大阪で応募できるWEB系企業のエンジニアの求人の数は少なくなり、人材エージェントに5日間の東京就活ツアーを組んでもらい東京で就活をすることにしました。

が、2日でリタイアすることに・・・。

 

東京へ進出して就活することを決意する

そもそも大阪で仕事を探していたのは金銭面の理由からです。

大阪から東京まで新幹線で行くと、1回の往復で約3万円。夜行バスでも約1万円かかります。

当時はアルバイトで月に12万円の収入がありましたが、1回の移動に万単位のお金を出すことに対して二の足を踏んでいたんですね。

僕はそもそも初対面の人と1時間近く話すことが苦手で、交通費をかけて東京に面接で出向いて成果を出せる自信がありませんでした。

しかしながら、大阪で応募できるが求人少なくなくなってきたこと。それに加え懇意にしてもらってエージェントさんの熱意に動かされ、東京で就職活動することを決意します。

エージェントに東京の企業との4泊5日で5社と面接する就活ツアーのスケジュールを調整してもらうことに。

 

東京での就活1日目

 

5日分の荷物をキャリーバッグに入れ、朝一番のLCCで大阪を発ち、東京へ向かいます。

事前にルートを調べたが道に迷う

昼に東京に到着し、エージェントのオフィスに向かいます。

事前に地図で経路を調べていたのにもかかわらず、現地では土地勘がなかったので迷いました。

交差点だとおもっていたところが立体交差になっていて、遠回りする羽目に。

小走りでオフィスに到着。

[voice icon=”http://dekatama.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_1512.jpg” name=”みっきー” type=”l”]東京の洗礼を受けたぜ・・・・。[/voice]

エージェントとの打ち合わせが終わって、1時間後から面接だったので面接企業に移動します。

 

1回目の面接で失敗

関西企業との面接で受けが良かった、厚みと光沢がある上質紙に印刷した履歴書を提出し、いざ面接!

履歴書を受け取った面接官が顔を曇らせながら言った一言がきっかけでコミュニケーションが崩れ初めます。

[voice icon=”http://dekatama.com/wp-content/uploads/2017/09/7060553f171fc649d4995a151c63eeb5-1.png” name=”面接官” type=”r”]履歴書にこんな紙を使うなんて何を考えているの?[/voice]

12月だったというのに、汗が流れだし止まりません。徐々に頭の中が真っ白に。

質問に対して、しどろもどろな受け答えになってしまいます。

もはや面接ではなくて、マネージャーに詰められる会議の場のよう。最終的にエンジニアとして働きたいのかとまで言われる始末。

合格にもしないが、不採用もしない保留という結果をその場で言い渡され面接終了。

撃沈。

[voice icon=”http://dekatama.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_1512.jpg” name=”みっきー” type=”l”]大阪から出てきた初日からなにやってるんだ・・・・。[/voice]

意気消沈でエージェントのオフィスに戻って結果報告後、留守で家を空けていた知人の家に移動し、不安の種を抱えたまま東京での最初の夜を過ごします。

 

東京での就活1日目

 

2日目は別の宿に泊まるため、朝からキャリーバッグを引っ張って、面接先の企業へ移動。

東京の通勤電車の洗礼を受ける

東京の電車の混雑具合に驚きました。

面接は10時スタートだったので、ラッシュは避けられるな・・・と思っていたら東京の9時台の電車は、8時台の大阪の通勤ラッシュと同じくらいの混雑具合。

[voice icon=”http://dekatama.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_1512.jpg” name=”みっきー” type=”l”]通勤ラッシュになったらどんだけ混むのさ・・・。俺は東京でやっていけるのだろうか?[/voice]

徐々に不安が強くなっていきます。

 

2社目の面接で心が折れる

ロッカーに荷物を預け、2社目のの面接がスタート。

昨日のダメージをひきずり、気持ちの切り替えをすることができず。面接では終始しどろもどろな受け答え。

面接官の表情や反応も渋いものとなっていき、またしても撃沈。

ここで完全に心が折れる。

[voice icon=”http://dekatama.com/wp-content/uploads/2017/05/IMG_1512.jpg” name=”みっきー” type=”l”]大阪に帰ろう・・・。[/voice]

リタイアする気持ちが出てきます。

 

2日目でのリタイア

 

面接後、エージェントのオフィスに訪問し、担当者にリタイアの意思を伝えました。

まだその時点で半分以上面接が残っており、考え直すよう2時間近く説得されました。

しかし結局折れた気持ちを持ち直すことができず、リタイアをして新幹線のチケットを買って帰阪。

その時はとにかく東京から早く出て行きたくてたまりませんでした。

 

おわりに

今回の東京進出ではエージェントや面接企業の信用を損ない、自らも精神面でダメージを負うという、非常に苦いものになってしまいました。

しかし、収穫もありました。

それは行動を起こしたことによって、世間的に正しいとされる模範解答ではなく、自分の本心のお答えが出せたということ。

自分のことに当てはめるならば、「東京でエンジニアの仕事に就く」ということが自分の本心ではなかったということです。

いくら考えても、答えに辿りつけないときは行動を起こしてみること。

迷っていたら、ワンステップの行動をしてみませんか?